★まずはお一つクリックお願いします★
バンクーバー五輪を見ていて、ファッションにもお国柄ってあるなあ、と思い始めた。
開会式の選手たち、競技用ユニフォーム、観客席にいる各国の応援団。何となくだけれど、アメリカはやっぱりアメカジっぽいラフな感じだし、イタリアの選手はちょっとセクシーだし、北欧の応援団はほっこりするような色使いのセーターを着ていたり。
もちろん、何の特徴もない国も沢山あるけれど、特徴のある国はどの選手を見ても何となく同じようなテイストに見えてくる。
これは良く考えてみると、自分が持っている、その国に対してのファッションの概念と言うか、イメージなんだろうなと思った。テレビや雑誌、映画などを通して入ってくるそれぞれの国のイメージが、時間を掛けて自分の中でコトコトと煮込まれて出来あがるんだろうなと。
実際それは、コレクションなんかを見ても思う。仕事柄インポートのバイイングにも数多く参加するけど、フランスはやっぱりガーリーでフェミニンなアイテムが得意だし、イタリアは目の覚めるようなプリント柄やサルトの持つハンドワークが得意だし、アメリカは西海岸に代表されるTシャツやデニムが得意だし。
もちろん、フランスにだってデニムはあるし、アメリカにだってプリント柄はあるだろう。でもよっぽどのミスマッチが面白くない限り、餅は餅屋というか、それぞれの得意分野を作るほうが肩肘張らないし、こちらもイメージ通りの商品をセレクト出来る。
この、国というファッションイメージは、実はとっても便利なのだ。よく「私には何が似合うのか分からなくて」「何を着ればいいのかピンとこなくて」というお客様がいるけど、そういう人にはこのお国柄イメージをオススメしたい。
何でかと言うと、これはとてもシンプルな理由。僕が以前から周りの人に言っているように、「ファッションというのはその人の価値観を表すもの」だからだ。無意識に選んでいる洋服には、こっそりとその人の想いが投影されているのだ。「可愛く見られたい」「個性的に見られたい」「知的に見られたい」「エロカッコよく見られたい」・・・
最後のは論外として(笑)、自分にとってマイナスイメージになるものは普通は選ばないわけで、自然と自分の価値観に見合うものが集まってくるという事になる。
これは国に対してのイメージも同じだと思う。イタリアはちょっとセクシーだったり目立つ要素だったり、フランスはモードな部分もあったりフェミニンなテイストもあったり、アメリカはリラックスしたカジュアル系だし、例えばブラジルなんかだと独特の色調のアイテムを身に付けたり。これらも突き詰めて考えれば、自分なりの価値観を表わす事に気がつくと思う。
何を着たらいいか分からない、のは自分をちょっと見失ってる心理なのかも。そういう時には自分の好きな国、いってみたい憧れの国、そこに歩いてる人達をイメージしたり、その国のブランドのものを身に付けてみてはどうだろう。何も日本にいるからと言って、日本の流行に振り回されて着たくないものを着る必要も無いし。もちろん、仕事をしている人だと社会的に失礼の無い範囲でという事は言うまでもないけれど。
そう、ファッションはもっと自由で楽しく、自分を美しく解放してくれるもの。流行とスケートトラックで抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げるよりも、自分のイメージというスケートリンクで伸び伸びとフィギュアを描きたい。
PS:
twitterにてつぶやいております。twitterをやってらっしゃる方は是非follower参加をお願いします。僕も基本的にfollowしたいと思います。そうでない方も、
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧になって見てくださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑) そちらもご愛読&クリックをお願いします。皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください