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今日のタイトルを見て、
僕も好きな東海林さだお氏のまるかじりシリーズの『瓶詰め可愛いや』を思い出した人はかなりの通です。というかそんな人はまずいないと思うのですが(笑)、カワユいタイトルだったので真似てみました。
ALTACIAはセレクトショップですから、様々なブランドを取り扱っています。ほとんど知られていないブランドから知名度のあるもの、そしてヨーロッパからのインポートなど、その特徴は様々です。ブランドの中にはコレクションブックを用意している所もあり、そういうブランドからは定期的にブックが届きます。今日は今シーズン届いたブック達を少しご紹介します。
まずは
angelique(アンジェリック)です。毎シーズンのコレクションを折り畳み式のブックにしています。なんとこちらはスタッフの人達が手作業で作っているそうです。実際の洋服の生地を貼っていたりとイメージが浮かびやすい親切な作り。折り畳みの両面に貼っていますので、結構な数のコレクションを確認する事が出来ますよ。
それからこちらはHEMISPHERES(エミスフェール)のもの。毎シーズン楽しいブックになっており(前回はトランプでした)、届くのが楽しみです。今シーズンはレストランのメニューブックをモチーフにしています。アラカルトでは、ニットやパンツなど個々のアイテムを紹介して、コース料理でコーディネートを載せています。最後のデザートと飲み物はバッグとシューズ。
これは実にスー パー らしい! 発想ですね。縦長で紙質なども本当にレストランのメニューのようです。
最後はHarriss(ハリス)です。こちらは今回は旅行をテーマに作っています。表紙にはエアポートでのスタンプが押されていて、中は旅先でのシチュエーションとそれらをテーマにしたコーディネートが紹介されています。もちろん旅先はパリです。このイラストが大人っぽさを出していてとてもカワユいと思いました。
どのブランドにも共通しているのは、モデルを使っての撮影をしない事です。しっかりとブランドの世界観が出来ているからモデルが着ると、むしろそれを妨げてしまうのかもしれません。ブックの製作はとても大変だと聞いた事があります。でもその分ブランドを良く知るきっかけにもなりますし、コストだけでは割り切れないブランドイメージを作り上げるための重要なツールですよね。最近は情報提供としてはWEBサイトで事足りてしまいますが、だからこそ紙・写真・生地といった現実のマテリアルを使って作られるブックこそが、人間の感性にしっかりと届くアイテムとして益々重要なのだと感じました。HEMISPHERES(エミスフェール)とHarriss(ハリス)については、それぞれ数部づつありますので、これらのブランドの洋服をお買い上げの際にご希望によりお渡ししたいと思います。ALTACIAでお待ちしています。
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