オンナだってクラシコ イタリア !
2013-05-25T16:16:27+09:00
saito_altacia
自称 レディース クラシコ プロデューサー (♂) が語る 主にスーツを中心としたオトナな女性のスタイル
Excite Blog
less eat,more healthy
http://altacia.exblog.jp/19880264/
2013-03-02T13:52:00+09:00
2013-05-25T16:16:27+09:00
2013-03-02T13:51:35+09:00
saito_altacia
My Style
2月が終わり、3月が到来しました。この時期は毎年のように花粉症に悩まされたり、遅れてきた風邪を引いたりと、フィジカルのコンディションが難しい季節です。皆さんは元気にお過ごしでしょうか。
つい今週も、徐々に体調が下降ムード、嫌な予感です。僕は大体風邪を引く時は喉が痛くなるのですが、そのサインが出てきました。
ショップの近くに行きつけのクリニックがあるので、そこへ行こうかとも思ったのですが、年明けに行ったばかりでちょっと恥ずかしかったので(笑)、何とか治す方法は無いものかと考えていました。
WEBサイトを見ていると、こんな記事が出ていました。
風邪の時は何も食べない方が良い
http://ameblo.jp/kenkoudoujou-20100119/entry-11160961965.html
間違った風邪の対処法
http://www.bk-otaku.com/NEWS/2003_10_09.htm
風邪は神様が与えてくれた最高の良薬
http://mitomo.jp/img_server/co_img1/mitomo/file/c43.htm
一部「ん?」と思うような、行き過ぎた考えもあるような気がしますが、概ね論調としては「胃腸を休ませる事で風邪を早く治す」「そのためには食事を控える」という事でした。
今までは、風邪を引くと「体力を付けないと」という考えから、頑張って食べるのが当たり前に感じていましたが、この話を読んで、もしかしてそれは間違いかも、と思い始めました。
良き知人、オオコシさんの御祖母様も確かそう言っていた、という話なども思い出し、今回は良い機会なのでやってみよう、とフラフラとして頭で思い立ちました。
さて、どうなったでしょうか。時系列に起きた事を書きますと、
3日前
夜、寝る前に何となくダルいなあという感じ。お酒も1杯ほどにして寝ました。
2日前
朝になってもダルさは取れず。喉も少し痛いです。この日にWEBサイトで上記の情報を見て、やってみようと決断しました。という事は、この時点で風邪っぽい症状が進行していたという事になりますね。余り食も進まず、小さなお弁当を何度かに分けて食べました。夜はフリーズドライの納豆汁を食べました。
1日前
朝からやや熱っぽい、この日は相当辛かったです。朝食はお粥と黒豆を少々。花粉症も出ているのか、とにかく鼻とクシャミがスゴく、ティッシュが手放せない状態。熱がありボーっとした状態。定期的に悪寒もあります。
お昼は「ゆばうどん」を1/2杯、食欲もほとんどありません。夜は帰宅途中に大好きな「soup stock tokyo」へ寄り、「8種の野菜と鶏肉のスープ」をいただきました。帰ってから、少しお腹が空いたような気もしたのですが、ここは我慢と思い、白桃ゼリーを1つだけ。熱めのお風呂に入り身体を温め、カイロを貼って寝ました。
(soup stock tokyo お粥生活の頼もしいパートナーです)
今日
昨夜、夜中に一度起きてトイレに。滅多に起きないのでちょっと驚きました。まだダルかったので、そのまま寝ました。
朝起きて、喉は痛かったのですが、何となく身体はスッキリしてるよう。朝食にお粥と杏仁豆腐、イチゴを少し食べました。時間と共に身体が楽になっているのを感じます。起床後約3時間経ち、何となく治ったような実感があります。
思い返すと、このような結末でした。今回、風邪薬は飲んでいません。前日のコンディションを考えると、体調も嘘のように元気になりました。
今回の経過を踏まえて、自分なりのポイントとしては
・お粥を中心に、食事の量、内容を制限する
・別の味が欲しければスープやお味噌汁を活用する
・パジャマを着込んで寝る(カイロの援軍も効果的)
という事でしょうか。実質2日間ぐらい食事をお粥にして控えた事で、体力が戻るきっかけになったと思います。日数については個人差のように思います。僕は胃腸が余り丈夫ではありませんので、丈夫な人なら一日で治ってしまうかもしれませんね。
それにしても、やはり現代人は食べ過ぎなのでしょうかね。食べない(厳密に言うと食べる量をかなり減らす)という行為は、デトックスというか、体内をリセットするのに丁度良いと思いました。全く食べないのは断食行為になってしまい、逆に負担が大きいような気もするので、やはり少量にするのが良いと思います。
後はお粥の美味しい事!(笑)古来からの知恵なのか、シンプルですけど甘みと深い味わいがあり、飽きないですね。ちょっとハマりそうです。バリエーションを調べてみようと思います。
風邪であるかに関わらず、週に何度かはお粥生活をして体調を整えてるのも良いかもしれませんね。今後はそれをテーマに楽しく、美味しく、風邪と付き合っていきたいなあと思いました。
PS:
tumblrにて、ポジティブなコンテンツを育てています。
http://altacia.tumblr.com/
元気になりたい方はどうぞご覧くださいね。
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
]]>
2013年がスタートしました
http://altacia.exblog.jp/19521457/
2013-01-12T16:37:44+09:00
2013-01-12T16:38:41+09:00
2013-01-12T16:38:41+09:00
saito_altacia
My Style
すっかり遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます。
2013年が始まりましたね。
年明けからアンティーユは冬のセールを開催しています。おかげ様で多くのお客様にお買い物頂いていて、今週は相当忙しかったです。WEB SHOPも順調に推移していますので、そちらのオーダーを出荷したりと、作業に追われながらも嬉しく過ごしています。
年初は自分の事を見直す良い機会ですよね。僕も今年に入り、何となく自分のやりたい事などを考えております。長らく読んで下さっている方ならお分かりかも知れませんが(笑)、あまり「何をどうする」という具体的な事を書く気はありません。何となくこうしてみよう、という感じで良いかなと思ってます。
(こういう所で色々な事を宣言しては挫折する人を、数多く見ましたので(笑))
1つは「書きグセをつける」という事です。twitterでつぶやいたりはしていますが、まとまった量を書く作業が、少し疎かになっているなと思っています。先日、親交のある平澤さん、大越さん、中川さんと会食(という名の飲み会(笑))したのですが、平澤さんも少し同じ事を考えていたようです。
書く作業は向き不向きがあるように思いますが、僕はどちらかと言うと好きな方です。せっかく好きな事ですから、少しはその愉しみを増やしていこうと思っています。それはこのBlogでもあり、他のコンテンツでもありますが。
あと1つは「淡々とこなす作業を持つ」という事です。何やら分かり辛いですが、僕の仕事はバイイングやちょっとしたビジュアルツールの制作などクリエイティブな作業もあれば、売上管理や画像整理など、オーソドックスな業務もあります。これらを上手くミックスさせる事で、一日の時間をメリハリ良く使えると思っています。
で、クリエイティブな作業は机の上でしか行なえない訳ではなく、むしろアイデアなどは別の作業をしている時に浮かぶ事も多いです(皆さんも経験があるのではないでしょうか)。それらの土壌となる「こなす作業」、これを効率良く増やしていきたい、という感じでしょうか。
いづれにしても、結局は最近良くテーマにする「時間の使い方」に帰結するお話ですよね。仕事にせよ自分の趣味にせよ、時間を有効に使う事でより内容がブラッシュアップされると思います。
あとはやるだけ、僕にとっても皆様にとっても、意義ある一年にしたいですね。
今年も更新していきますので、ご愛読をどうぞよろしくお願いします。
(更新時にはtwitterでtweetしますので、そちらを見て頂くと分かりやすいです)
PS:
tumblrにて、ポジティブなコンテンツを育てています。
http://altacia.tumblr.com/
元気になりたい方はどうぞご覧くださいね。
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
]]>
アンティーユが4周年を迎えました
http://altacia.exblog.jp/18918395/
2012-09-23T23:35:00+09:00
2012-09-23T23:40:19+09:00
2012-09-23T23:35:12+09:00
saito_altacia
新事業 アンティーユ運営
毎年9月にはこうした報告を書いていますが、今月の24日で僕がディレクションしているアンティーユが4周年を迎えます。まずはこの場を借りて、お買い物・応援頂いている皆様へ心から御礼申し上げます。
アルテイシアは約3年で休止してしまいましたので、実質僕にとってショップが4年経つという状況は初めてです。これを書く前に、3年と4年が違うかどうかを考えてみましたが、結論としては「かなり違う」と言えます。
アルテイシア、アンティーユ、どちらもそうでしたが、3年まではどうしても手探り状態というか、レスポンスに応じて打つ手を変える、という作業を試行錯誤する時期だなと感じました。それはセレクトするアイテムだったり、ボリュームだったり、あるいはイベントの内容だったりセール時の商品構成だったりです。
一番大きな要素はバイイングです。ファッションアイテムは先のシーズンの物をセレクトする関係で、どうしてもタイムラグが生じます。ショップというのは、ある程度お客様の嗜好が有機的に作用しますから、その流れが比較的大きく変化した時には誤差が起きてしまいます。以前は求められていたカラーリングだったのが、それが下火になった。スカート丈やパンツのシルエットなどもそうした要素が出易かったりします。
インポートなどは半年前に発注する事が多いですから、最大で1年ほどラグがあります。ショップにとっても、こうしたギャップは在庫を生み出す大きな要因ですから、出来る限り排除しなければなりません。
こうしたギャップを埋める作業(実際には完全に埋める事は難しいですから、ある程度の誤差を見越してセレクトする作業)を行なうスキルは、やはり数年掛かるように思います。そのターニングポイントが3年と4年の中に潜んでいると感じました。そうした発注業務がスムーズになるにつれ、お客様の嗜好がクリアになり、それに応じたイベントや品揃えが育っていく事になります。
ショップを運営していて強く感じる事、それは月並みな言葉ですが「お客様ありき」、という事でしょうか。この言葉の僕の解釈は、「お客様は神様であり、要望は全て聞かなければならない」という事ではなく、「サービス、商品、ブランディングは、想定される顧客が何を求めるか、を起点にすべき」という意味です。出発点が定まれば定まるほど、目指すべきゴールも明確になります。これはショップに限らず、全ての物事の因果関係ですが。
こうした一連のプロセスが上手に回っているからか、お陰様で売上も好調に推移しています。WEB SHOPもシーズン毎に商品登録・受注・発送・在庫管理のタスクが上手く連動してきた事も大きいと思います。全体としては、ショップの売上ももちろん伸びていますが、それ以上にWEB SHOPが伸びています。この辺りも昨今の消費行動を反映していると言えますね。
(24日より4周年フェアを開催します。よろしければお買い物ください。)
5年目を迎えるアンティーユ、インポートとドメスティック、やはり両方を洗練させていきたいと考えています。ショップとは独自性が大事な訳ですが、販売チャネルが多様化している現代、アンティーユでしか買えないブランド、というのはまず難しいですね。
僕としては、そういうブランド自体の希少性よりは、組み合わせの希少性、そうした考えを押し進めていきたいと思います。それが上手く調和する事で、ショップらしさも生まれると思いますし、そこで買う意味、居心地の良さなどにもつながると思います。その要素の1つには、やはり自分の好きなクラシコテイストがあります。トレンドや取り扱っているブランドのコレクションによっては少し色を強めたり出来ますが、さて、この1年はどうでしょうか。
業務的なシステムも、また一層洗練させていきたいと思っています。まだアナウンスが十分出来ていませんが、ショップにiPadを導入しました。自社コレクション、セレクトアイテムの画像をタイムリーに閲覧してもらいたいと考えた結果です。折角のデバイスですから、それ以外にも色々と活用方法を考えていきたいと思っています。
何やら業務報告になってしましたが(笑)、この調子でまた1年頑張ろうと思っています。以前も書きましたが「心・技・体」、このバランスがやはり大事ですね。
最後に1つ。この1年、いえ、オープンしてからの4年間、僕の高校時代の友人、以前の職場の同僚などが来店してくれました。東京に住んでいても来ない人も入れば、わざわざ関西から出張ついでに立ち寄ってくれる人もいます。来ない人をどうこう言う訳ではなく、単純に来てくれる人はとても有難いな、と思います。
人間、言った事より、やった事。
行動で示してくれる友人は、人間的に素晴らしいなと改めて実感した次第です。
みんな、どうもありがとう!
PS:
tumblrにて、ポジティブなコンテンツを育てています。
http://altacia.tumblr.com/
元気になりたい方はどうぞご覧くださいね。
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
]]>
Voice.12 ~セール除外品~
http://altacia.exblog.jp/18511536/
2012-07-30T12:56:33+09:00
2012-07-30T12:56:31+09:00
2012-07-30T12:56:31+09:00
saito_altacia
Weabout ファッションエッセー
セールを開催しているショップを訪れると、お安くなっている商品に混じって、「セール対象外」という表記がある。
覗いてみると、どうやらその名の通り、定価そのままの商品が並んでいる。
何が対象外かは、その店それぞれ。バッグやシューズの場合もあるし、インポートのアイテム、カフスや革小物などの場合もある。
この仕事に就く前、僕が学生や一般のビジネスマンだった頃、対象外のコーナーを覗く事は余り無かったけど、たまたま見た中に良い物があったりして、そこで買った物もあった。
お安くなっているセール品も気になるけど、不思議な事に、セール対象外の商品は、お店の中にあって何となく特別な物のように思えた。
そして今、僕はショップに立つ側であり、セール品などを取り仕切る立場にある。
実際、アンティーユでもセール対象外の商品はある。
じゃあ、何が対象外になるのか、今日は皆さんに少しだけその理由をお知らせしたい。
まず、セールというのは、基本的に季節の商品が対象になる。例えば、今は夏のセール中なのだが、これは春物や夏物がお安くなっている事を意味する。ノースリーブや薄手のカーディガン、華やかなプリントのスカートやブラウス。お客さんとしても、今着れる物を少しお安く買えて良かったな、というわけ。
じゃあ、季節に関係のない物はどうだろう。コードバンのベルトやUチップの靴。シンプルなゴールドのアクセサリーに、ギャバジンのステンカラーコート。季節にほとんど左右されず、定番として持っておきたいアイテムだ。
これらはセールという形式では、あまり語られない。というか、ショップ側が、そういうスタンスで取り扱っていないのだ。いつでもお求め頂き、いつでも使えるもの。こうした、定番的な商品はセールにしない事で、お客様に、ある種の公平感とステイタスを感じてもらいたいと思っている。
あと、考えられるのは、そのアイテムが特別な物であるとき。例えば、○○との別注アイテムやビンテージのアイテムなど。希少価値があるものについては、やはりお安くするよりは、そのお値段でお求め頂きたいというショップ側の願いがあったりする。
(僕に関して言うと、そうした特別なアイテムであっても、極端な利益を上乗せする事は全く無く、むしろ、市場よりも少しお安い価格で店頭に出している)
こうして考えていくと、セール対象外という商品は、実はとてもお得な商品という事になる。お得とも言えるし、ショップ側が「この商品は価値のあるものですよ」というアピールをしている事になるのだ。
通常のシーズンではその区別が付かないけど、セールになる事で、どの商品に重きを置いているかが明らかになる。
セール中に定価で買う事に抵抗を覚える人もいるかも知れない、そんな人はセールが落ち着いてからゆっくりとお買い物しても良いと思う。ただ、「いつまでも あると思うな 除外品」という格言もある通り(って、これは僕が勝手に作ったんだけど(笑))、密かに売れていってしまうのも事実。除外品との素敵な出会いが、あなたを待っていますように。
PS:
tumblrにて、ポジティブなコンテンツを育てています。
http://altacia.tumblr.com/
元気になりたい方はどうぞご覧くださいね。
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
]]>
Nikon COOLPIX P310購入と家電修理事情について
http://altacia.exblog.jp/17862644/
2012-04-26T15:40:00+09:00
2012-04-26T15:50:26+09:00
2012-04-26T15:40:14+09:00
saito_altacia
My Style
以前、このBlogでご紹介した事がありますが、デジカメはRicoh GX200を使っていました。無骨なフォルムが気に入りつつも、最近はiPhoneでの簡易撮影で事足りる場面も多く、たまに思い出して使っていました。
一ヶ月ほど前ですが、撮影しようと思い操作していた所、誤って床に落としてしまいました。電源は入るのですがレンズが出たままになってしまい、撮影が不可能になってしまいました。
保証期間は過ぎていたので、メーカー修理に出そうかとWEBサイトでサポートページを閲覧したのですが、レンズ動作不良については23,000円ほどかかるとの事でした。GX200はグリップ感や操作性が気に入っていたのですが、修理料金を考慮すると、もう少しの差額で別の新品が買える事に気づきました。
そうすると、新しい方も気になるのは自然な流れで(笑)、最近のカメラ事情などを見つつ、最終的に決めたのはNikon COOLPIX P310でした。決め手はF値が1.8とかなりの明るさなので、室内撮影に向いている点、後はルックスという単純な理由でした(笑)。
色はブラックとホワイトがあるのですが、意外にも気分的にホワイトがよく思えましたので、そちらを入手しました。質感は少し軽い印象ですが、汚れが付きにくい素材でしょうし、意外と気に入っています。
ところで、今回の事を通して、製造業、特に電化製品という物の存在価値というのが、もはやすっかり変わってしまったな、と痛切に感じました。
恐らく20年ほど前までは、電化製品というのは基本的に高価であり、購入する機会も少ない物でした。例えばカメラなどは、パンフレットを見比べてさんざん迷って、良い物をエイヤッ、という勢いで買う位なものでした。
当然、買ったからにはそれを大事に使う訳で、万一の事を考えて保証に入ったり、調子が悪ければ近くのカメラ店に持って行き修理してもらう、というメンテナンス行為も当たり前でした。幸い、日本の電化製品は耐久性が高かったようで、母親も掃除機を10年以上使っていたりしました。その間ノートラブルでしたし、買い替えも引っ越しなど生活環境の事情によるものでした。
まさに「made in JAPAN」がブランドだった時代と言えますね。それ程安価ではないけれど、人々が買える手頃な価格、それに対しての耐久性の高さなど、日本の電化製品は世界中で愛されていました。
ところが、状況は変化します。中国に代表されるBRICSの経済発展、人口増加。日本国内でのバブル崩壊による慢性的な経済不況、大手企業のグローバル化。この結果、企業はこぞって中国など人件費の安い国外に工場を建設し、製造業はあらゆる商品を、低コストで生産する事が可能になりました。
消費者にとっては喜ばしい事でしたが、生産者側にとっては良い事ばかりではありません。それは何をもたらすか、ダンピングに近い値下げ競争ですね。デジタルでバイスなど新しい分野の製品ならともかく、カメラ・テレビ・パソコンなどの家電、ある種成熟した製品に待っていたのは、値引きによる薄利多売の世界だった訳です。
今まで世界市場で愛されていた「made in JAPAN」ブランド、これにも変化が表れます。中国に工場を移転し生産していく、こうなるとブランド名こそ日本企業ですが、中身は中国製という製品が出来上がります。更に、製品を構成する部品まで中国製となってくると、同じパーツを使った日本名中国製という製品が、各ブランドから登場します。
これにより、多くの消費者にとっては「名前は違うが中身はどこも同じ」という状態になりますから、益々「made in JAPAN」ブランドを選ぶ理由が無くなり、より安いもの、という視点しか持てなくなります。
こうした流れで時間が経過していくと、メーカーは次々に新しい製品を安く作ることで、収益を獲得しようとします。新製品というのは発売当初は魅力的ですが、その人気が継続するかどうかは、マーケティング、デザイン性、堅牢性、価格などの要素が高いレベルで保たれた時でしょう。一方、製品を低コストで作る努力も必要ですから、その関係性から導きだされた結論は「安く作って、どんどん買い替えてもらおう」という、使い捨て文化であると言えます。
新製品の開発、投入を重視し、一方で堅牢性やメンテナンス性を後回しにする、そうなると、消費者が購入した製品のメンテナンスを考えた場合に、例えメンテナンスの価格が適正だったとしても、それは別の新製品と大差ないという、今回のようなケースが起こり得る訳です。
電化製品において、新製品がいきなり安い、これはオープン価格という制度によるものですね。販売店によって価格を決めても良いというこの制度。これを始めた事も、現在の状況と関係があるように思えます。大型家電店が力を持ち、メーカーは「売ってもらってる」という従の立場になっているような気がします。ですがこれも栄枯盛衰、ここ数年でネット販売によるキラープライスが出回り、消費者は家電店で商品を見て、ネットで購入するという購買行動を取り始めています。
大型家電店のウリの一つは長期保証だったりするのですが、これも先ほど述べた通り、修理代金と新製品を比較した際、買い替えた方が安い場合も少なくないのです。そうすると益々家電店で買う理由が見当たらない訳で、この流れは今後間違いなく加速していきますね。
大型家電店は立地の良い場所に大きな面積で出店していますから、いつまでこの収益を保てるか、こちらも難しい時代に入り始めたように思います。
僕は、異なるスペックを求めたために買い替えましたが、特別な理由が無くても、少し壊れたから新しい製品を買う。こういう行動は、皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか。一概に「使い捨て文化」が悪いという気はありませんが、少なくとも電化製品の価値観は昔と違ってしまったんだな、というお話でした。でも、物を大切にする心は、忘れてはいけませんね。
PS:
tumblrにて、ポジティブなコンテンツを育てています。
http://altacia.tumblr.com/
元気になりたい方はどうぞご覧くださいね。
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
]]>
何でもっと早く気付かなかったんだろう
http://altacia.exblog.jp/17471916/
2012-03-06T08:40:00+09:00
2012-03-06T14:50:11+09:00
2012-03-06T14:50:11+09:00
saito_altacia
My Style
突然ですが、人間幾つになっても「何でもっと早く気付かなかったんだろう」という事に遭遇しますよね。それは後悔の場合もありますが、僕の場合は嬉しい出来事でした。
最近そんな出来事がありましたので、雑記として書いてみます。
★ホテルのバー
おかげさまで、僕がディレクションしているショップ「antilles(アンティーユ)」も三年を迎え、少しづつではありますが順調に成長しています。
冬のセールだった1月、売上も過去最高を記録しました。月末最後の日が終わり、さて帰ろうとお店を出ましたが、何となくまっすぐ帰るのが勿体無い気分。
Twitterをご覧になってる方は分かるかもしれませんがが、ちょくちょく男の聖地、立ち飲み屋に出没してます(笑) その日も立ち飲み屋で祝杯を上げようかな、おつまみメニューを右から全部頼むか! みたいな漢気を見せつける計画も立てたのですが、即座に我に返って止めました(笑)
そんな時、ふと「そう言えばこの道をまっすぐ歩くと日比谷駅、帝国ホテルがあるな」と思い出しました。何度か駅まで歩いた事があり、記憶していたのです。そうすると、ごく自然に「じゃあホテルのバー、なんてのはどうだろう」と思ったのです。
自慢じゃありませんが、ホテルのバーは行った事ありますが、一人でなんてとてもとても。まして帝国ホテルのバーは初めて。未知の世界です。でも、やはりどうしても行きたくて、エントランスをくぐり、17Fへと向かいました。
帝国ホテルには「オールド・インペリアル・バー」と「アクア」の2つのバーがありますが、僕は17Fの「アクア」へ。荘厳な「オールド・インペリアル」よりも、やや気軽な印象の「アクア」を選んだという訳です。
17Fに着くと、やや拍子抜けした入口(笑)悪いという事ではないのですが、結構普通な印象。少し安心します。ウエイターに「お席の希望はございますか」と聞かれたので「静かな場所がいいです」と伝えると、「ではこちらへ」と案内されました。
「アクア」に一歩足を踏み入れるとビックリ!、何と寛いだ空間でしょう。まさにラウンジという呼び名に相応しい、適度な広さと賑わいがありました。かなりの入りです。背の低いテーブル席の空間を突き切り、木製のクラシカルなドアを開けると、そちらにも別室が、そこの奥にあるバーカウンターに案内されました。
アクアの印象ですが、意外にも賑やかでどちらかと言うと騒々しいな、というものでした。まあこれは近くに還暦近い6名の同窓会がうるさかったりと、偶々なのかも知れませんが。出来ればもう少し静かにしてもらいたかったですが、まあ仕方ないですね。
大理石のリッチなカウンターで、マッカラン12年をいただきました。シンプルなフレーバーで、スタンダードな一杯。グラスのクオリティなどは、さすがと思わせてくれます。
2杯目はカクテル、モヒートをチョイス。フレッシュミントの鮮度も抜群なのも驚きましたが、味も非常にマイルドで爽やか、カクテルになるとやはりそのバーの持つポテンシャルを感じますね。はっきり言って美味しかったです(実は後日、新丸ビル内の某ダイニングバーでモヒートを飲みましたが、プロ野球と大リーグ位の違いがありました。)
少し離れた席で、和服姿の女性を口説くオジさんをチラ見しつつ(笑)、リラックスして過ごす至福の1時間少々でした。
大人になると、とかく時間に追われますが、そうした中でも自分の時間を持つ事は、とても大事ですね。友人や家族と過ごすのも良いですが、自分の時間はやっぱり一人で過ごす中にあるのかな、と思います。
立ち飲み屋は飾らない、肩の力を抜ける場所ですし、今回のバーは空間全体も含めたリラックス感を味わう場所。今までは前者だけでしたが、今回バーを訪れる事で、より一層生活にメリハリが出来るように感じました。「もっと早く気づけば良かった」というお話です。
★Syce(サイ)について
こちらは珍しく、自分のファッションの話を。僕は、基本的にはインポートブランドが好きなのですが、ここ数年はドメスティックブランドにも注目しています。あまり沢山は買えませんが、色々なブランドを少しづつ楽しんでいます。
昨年の秋から、何となくスタジャンが着たいなあと思っていました。ウールのチェスターは揃ったし、ダウンを新調しようかな、とも考えたのですが、何となく今まで手を出した事の無いアイテムを、という気持ちもあったのです。
スタジャンと言うと、ド派手なカラーリングにデカいワッペンが思い浮かびます。エディマーフィーなら似合いますけど(笑)、さすがに僕にはちょっと似合わないかなと。ただ、あのシルエットや素材感は好きなので、もう少し色や装飾が省かれた(特に背中部分のロゴっぽいやつ)、そういうものを探していました。
そんな中、WEBで一目見て気に入ったアイテムに出会いました。とてもシンプルな、ブラックとベージュのカラーリング、胸元のエンブレムはブラックで控えめだし、何と言っても背中部分には全く何もなく、これぞ理想!という一着でした。それが、Syce(サイ)のブルゾンだったのです。
ご存じない方のために説明すると、Syce(サイ)は2000年に創設されたブランドです。高度なテーラリング技法を用いて作られる、ベーシックアイテムや、それに派生したギミックを落とし込んだヒネりのあるアイテムのブランドです。また、Syce(サイ)は素晴らしいパターンワークにより抜群の着心地が魅力、とも知られています。ちなみにサイとは、テーラー用語で袖ぐり、鎌の意味です。
不思議な事に、僕はこれまでSyce(サイ)のアイテムには縁がありませんでした。それが今回、たまたまスタジャンを通じて、僕の手元にやってくる事になったのです。
ほどなくしてデリバリーされ、僕の手元へ。コンディションも試着程度と大変良いアイテムでした。
まず、ハンギングしてビックリしたのは、その立体的なフォルム。素材であるスーパーメルトンウール(素材を自分達で開発したそうです)と本革のせいもあるんでしょうけど、それにしても湾曲した腕部分となだらかな肩の曲線には、ただならぬ雰囲気を感じます。
持ってみてビックリ、とりあえず重いんです(笑) これも素材がレザー使いなので、まあ仕方ないかなと。実際スタジャンって重たいんですよね。気を取り直して、いよいよ試着です。
羽織った瞬間、このブルゾンのスゴさに驚嘆しました。軽いんです。着た瞬間、ほとんど重さを感じないこのブルゾン、おそらく肩を中心にしっかりとフィットするため、負荷が分散されているんでしょう。ウール系のコートはどうしても重さが気になりますが、これに関しては軽さと着易さでほとんどストレスを感じません。
シルエットも素晴らしく、スタジャンにありがちなダボつきなどは一切ありません。あくまでもシャープなカッティングで、コンパクトかつ男性らしいフォルムになってます。
素材のスーパーメルトンウールは、とにかくしなやかで良い肌触り、チクチクする事はありません。腕部分のレザーも質が良く、しっとりとした手触りで、使い込むうちに益々良い味になって行く事でしょう。
袖先はリブニットになっていますが、ちょうど手首部分がレザーで補強されています。これも、最初はデザインなのかなと思ってたのですが、着ているうちにどうやらこの部分が、まさに補強、手を自然に置けてラクチンな事が分かりました。細かい所まで考えて作っています(ちなみにリブニットの配色もバッチリですよね)。
胸元のワッペンも、良く見るとトレードマークのサイ(こちらは本物、動物のサイです)を模したアートワークで、大きさといいアクセントにちょうど良い印象です。
素材、着心地、そして何と言っても、着る人を美しく見せてくれるシルエット。昨今見た目重視の洋服が多いですが、本物を感じさせてくれる、素晴らしいブランドだと思いました。これからも少しづつですが、Syce(サイ)のアイテムを増やしていこうと思いました。
改めて考えると、僕はこのブランドに相応しい人間だと思いませんか?
だって、サイトウ、ですからっ!
あれっ・・・ キーボードが冷たくなってきたぞ・・・
PS:
tumblrにて、ポジティブなコンテンツを育てています。
http://altacia.tumblr.com/
元気になりたい方はどうぞご覧くださいね。
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
]]>
tumblrで走り出す
http://altacia.exblog.jp/17169256/
2012-01-04T23:52:00+09:00
2012-01-23T16:19:07+09:00
2012-01-04T23:52:32+09:00
saito_altacia
My Style
お正月の更新もままならないまま、2012年が始まってしまいました・・・
最近はBlogのブームも一段落していますが、数年前のピーク時など、皆さん元旦のBlogではこぞって新年の抱負などを語っていたものです。個人的にそういうことは嫌いなタイプで(笑)、自分の目標を人様にお知らせしたところで何にも楽しくないだろう、と思うからです。また、どうせ書くなら年末にそれが出来たか出来なかったか、出来なかったらそれは何故だったかも書いて欲しいものです。人様に言うって事は、ある種の公約ですからね。
なので、特にそういう話は無しにして、代わりに今年から少しやってみようと思うWEBサービスがありますのでご紹介します。
ご存知の方も多いと思いますが、それは「tumblr」です。簡単に言うと、テキスト、画像、動画などのあらゆるコンテンツをクリッピングするサービスで、今までありそうで無かったカテゴリのメディアと言えます。
数ヶ月前にふとしたきっかけで知り色々と試していましたが、様々な使い方が出来、且つ、自分自身のライフスタイルにも好影響なのではと思っています。ご紹介する前に、何故そこに至ったかを少し書いてみます。
2年ほど前からtwitterを始めていますが、その少し後からtwitter自体の(国内)ユーザ数が激増しました。それによるものかどうか分かりませんが、どうもここ1年ぐらい、ネット上を流れるコンテンツはヒステリックな内容が多いように思います。
政治の不満に始まり、原発関連、いじめ問題や民族対立、著作権や婚活批判など、どうしても日常生活の中で言いにくい事がクローズアップされ、感情的な声となって流れています。或いは「○○がムカつく」という個人ベースの声も。
もちろん、不満を持つ事は大事ですし、デモ的な活動に繋がった事も知っています。ただ、その感情を赴くままに吐き出す事、その目的は一体何なのでしょうか。
今までは、せいぜいBlogで書いている位だったので、ある意味アクセスしさえしなければ済んだ事が、twitterの登場によってより自由に、より横断的に目にするようになってきました。僕の基本的な考えは「たまにはそうしたボヤきも良いけど、それを公開する事で受け手に負担を強いている事を忘れちゃイカンよ」というもの。逆に言うと、ボヤいた人は誰かのボヤきを真剣に受け止める必要があるという事です。
(みんな、本当に自分の事を知って欲しいんだなあ。寂しいのかなあ。)
まあ、twitterはあくまでツールですから、当然良い面、中々素晴らしいツイートもあります。笑ったり、感動したり、そうした内容に出会うと素直に元気が出ますし、それを教えてくれた知らない誰かに感謝したくなります。
今まではそうした良いツイートは読んで終わりだったり、twitter上のお気に入りに登録する位でしたが、それをもっとパブリックにシェア出来るのがtumblrという訳です。これを使って、読みがいのあるコンテンツを、自分用に育ててみようと思っています。
アカウントを取り、ページをスタートさせてみました。
http://altacia.tumblr.com/
タイトルは「Positive Overwhite!」、前向きな気持ちに自分の心を上書き出来るように使いたいと思います。まだまだ量は少ないですが、出来るだけこまめに増やしていきたいと思いますので、ご興味のある方は度々アクセスしてみて下さい。
tumblrはBlogとしても利用可能です。このエキサイトBlogも年々広告化が進み、月並みなデザインへと退化しています。tumblrの使い勝手が良いのであれば、そっちへ移ろうかな…
ちなみに僕のコンテンツ、今はtumblrportというまとめサイトを中心に選んでます。
http://tumblrport.com/jp/
管理人さん、僕に元気を、どうもありがとう。
現実社会でもWEB上でも、元気に明るく過ごしたいですね。
本年もどうぞよろしくお願いします。
PS:
tumblrにて、ポジティブなコンテンツを育てています。
http://altacia.tumblr.com/
元気になりたい方はどうぞご覧くださいね。
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
]]>
Voice.11 ~ファッション誌~
http://altacia.exblog.jp/16854027/
2011-11-19T19:25:00+09:00
2011-11-19T17:28:31+09:00
2011-11-19T17:28:31+09:00
saito_altacia
Weabout ファッションエッセー
ファッションの情報を入手するのに、今も昔も変わらないコンテンツの一つに、雑誌がある。いわゆるファッション誌だ。ページを開けば、最新トレンドのアイテムやスタイリングを、こぞって紹介してくれる。
何か欲しいアイテムがあって、その情報を知りたい時にも読むけど、美容室でパーマの待ち時間に、自宅でゆっくり過ごしたい時のお供に、ファッション誌は、中々便利なものでもある。
だけど、ショップでお客さんと接していると、不思議なくらい、皆さん「最近、雑誌なんて全然読んでないわ」という声を聞く。まあ大人は何かと忙しいものだから、ゆっくり雑誌を開く暇もないのだろう。
でも、そんな状態で、いきなりショップに行って洋服を選ぶ事が、果たして正しいのだろうか?
僕はふと、そんな疑問を思い浮かべた。
それって料理で言うと、新しいレシピをよく分かってないまま、いきなりスーパーに行って食材を買い込む事に近いのでは。キッチンに材料を並べて、「私って、何のメニューを作りたいんだっけ?」という事にならないのかな。ちょっと不安にもなってくる。
別に、雑誌を聖書扱いするつもりは決して無いけれど、上手く活用する事で、自分のクローゼットも、ずっと洗練されるし、一つ一つのアイテムの利用価値が高まると思ってる。
僕は仕事柄、もちろん雑誌を見る事もある。
僕が雑誌に求める物はただ一つ、「スタイリング」だ。スタイリングの豊富な事例、これがファッション誌に求める要素。極端に言えば、それ以外はいらないと思ってる。
( ふとした合間に、メンズの切り抜きも少々)
なぜスタイリングなのか。答えは簡単、洋服は全身で着るものだからだ。どうやって着るか、どう組み合わせるかが重要であって、個々のアイテムにまで目を走らせる事は、正直言って余り無い。
そしてこれは、それ程確信がある訳じゃないけど、自分で中々オシャレにならないな、と思っている人、こういう人はファッション誌の「単品アイテム」ばかりを見ているのではないだろうか。
単品アイテムには、独特の魅力がある、美しい色、奇麗なシルエット、細部のこだわり。見ているうちに、段々と欲しくなってくる。「よし、今度はこれを買おう」「こういうのが欲しかったのよ」
そんなアナタ、ちょっとお待ちあれ。
そのアイテムは、お手持ちの何と組み合わせるのですか?
同じような物を持っていませんか?
その色は、本当にお似合いになるんですか?
単品を購入したはいいけれど、合わせ方を全く考えてなく、クローゼットの前で首をかしげている。これは先程述べた、手当たり次第食材を買ってくる行動とそっくり。気を付けたいところ。
雑誌を見る事で、客観的にスタイリングが観察出来る。これはショップでウロウロするのとはまた違った、貴重な情報だ。大人になっても、この作業は省かない方がいいと思う。オシャレに過ごしたい人なら、なおさらページをめくって欲しい。
スタイリングだけを見るのは、案外時間がかからない。慣れれば、一冊あたり15分位で終わってしまう。これなら、時間が少ない人でも、苦にならないだろう。もちろん、他に気になる記事があれば、終わった後にゆっくりと、どうぞ。
面白い事に、そうやって見ていくと、自分にとっての雑誌の価値が分かってしまう。スタイリング数が多ければ、それだけ読むのに時間がかかるし、単品や広告に逃げている雑誌だと、あっという間に終わってしまう。買う価値のある雑誌かどうか、一つの判断材料になってくる。
スタイリングに気を付けて雑誌を見ると、何となく自分に合った着こなし、してみたい着こなしが見つかると思う。それの何が気に入ったのか。色合わせなのか、素材感なのか、シルエットなのか、そうした事も一緒にメモリーして(場合によっては切り取るのも、とても役立つ)、足りないアイテムを買い揃えるようにすれば、それほど困った事にはならないだろう。
それでも、どうしても困ってしまったら、そんな時はアンティーユというお店に行ってみよう。きっとスタッフが、ウンウン唸りながら、アドバイスしてくれるだろう(笑) 少しでも雑誌を見て、ショップを訪れれば、思いがけない物にも出会えるかもしれない。
PS:
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑) そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
アンティーユが3周年を迎えました
http://altacia.exblog.jp/15692063/
2011-10-02T23:42:00+09:00
2011-10-19T09:02:22+09:00
2011-10-02T23:42:19+09:00
saito_altacia
新事業 アンティーユ運営
9月は僕にとって色々な節目となる月で、中々感慨深く、毎年過ごしています。現在関わっているアンティーユが、9月30日に3周年を迎えましたし、ALTACIAという事業で数えると、6年となりました。この場を借りまして、まずは今まで応援頂いている皆様に、深く御礼申し上げます。
3年目となった一年間を振り返ると、やはり考えずにはいられないのが、3.11の東日本大震災です。地震による被害、そして東北地方を中心に襲った津波の大被害、更に今まで日本人が経験した事の無い、原発事故による放射能の影響、これを書いている今でも、その傷跡は深く残っています。
アンティーユでは震災復興の手助けとして、売上金の一部を寄付する活動(antilles aid)を、3月末より行ないました。多くのお客様にご賛同頂き、募金を行なう事が出来ました。実際その取組みをやるまでは、皆さんがお買い物して下さるかどうか少々不安でもありましたが、結果的に予想以上にお買い上げ頂き、嬉しかった事を覚えています。
寄付した金額についても、振込証明そのものを、アンティーユのBlogにて紹介しました。これは、実際に行なった活動を正しい形で皆様へお伝えしたい、という想いから、本社のスタッフと話し合い、公開する事となりました。お客様からは「誠実なお店ですね」とお褒め頂きました。
復興と称して、チャリティや募金などを訴える企業は多いですが、やはり自分の募金額がどうなったかを知る事は大事ですよね。それが無い企業は「もしかすると…」という気持ちになってしまいます。皆さんもお気をつけ下さいね。
ショップの活動を考えると、新しいブランドを幾つかスタートさせています。インポートでは、イタリアのダイナミックなカッティングと、鮮やかなテキスタイルが特徴の「ALYSI(アリジ)」、フランスの希少なフルハンドメイドのバッグブランド「Cesaire(セゼール)」。ドメスティックでは、大手SPAのデザイナーが個人レーベルで展開しているブランド「Raspail(ラスパイユ)」などです。
中でも、セゼールはフルハンドメイドという事もあり、価格帯が高め。高い物だと12,3万円ほどです(実際には、クオリティを考えるとバリューなのですが)。今まではそういうブランドとは縁がなかったのですが、素晴らしいプロダクトの数々を見て、思いきって取扱いを決めました。私たちの熱意が通じたのか、少しづつ皆様にも気に入って頂き、順調に販売しています。
セゼールに関しては、ここだけの話(という程でもありませんが(笑))、僕もプライベートで愛用しています。革質の良さとステッチなどハンドワークの丁寧さ、もちろんデザインについても、シンプルながらもどんなスタイルでも合ってしまう、そのバランスの良さに驚かされます。もしかすると数年後には、もっとメジャーなブランドになっているかも知れませんね。まだあと数点、アンティーユでは販売していますので、気になる方はどうぞご覧になってくださいね。
また、自社ブランドについては、今までのPurifierに加えて、PETILLER、avant de voyagerの姉妹ブランドがスタートしました。さすがに、3ブランドのフルコレクションを店内に置く事は物理的に難しいので、アンティーユでは定期的に商品を入れ替えながら皆様へご紹介しています。その分、WEB SHOPでは全てのコレクションが購入可能になっています。
WEB SHOPも、少しづつですが認知度が上がってきて、売上も増えてきました。Purifier自体、10年以上続いているブランドですから、全国にファンの方がいらっしゃいます。そうした方々は「やっとお気に入りのブランドが沢山買えます!」と、喜んでくださっています。ご利用頂いている皆様へも、この場を借りて深く御礼申し上げます。より一層楽しくお買い物して頂けるよう、WEB SHOPもブラッシュアップしていきたいと思っています。
バイヤーの立場からこの一年を振り返ると、供給元であるメーカーや商社も苦労しているな、という印象です。3.11以降、全国的に消費は低迷し、ショップのみならずメーカーや商社も、その影響は出ています。今までよりも更に、厳しい状況に置かれている事は間違いありません。
ブランドによっては産みの苦しみ、そのプレッシャーを上手く昇華出来ず、発展性に欠けるコレクションを展開しているところもあります。原因は明確で、どこにこだわって商品を作っているのかが、作り手の心中に浮かんでいないからだと思います。
今までは景気が悪かったとは言え、ブランドそのものに勢いがあった。だから、さほどこだわる事は必要なく、成り行きで売れていた。でも、ブランドの成長曲線、売れ行きががなだらかになってきた時に、そのブランドが何を目指し、何を大事にするのか。そこが、一段上に上がれるかどうかだと感じます。
もう一度原点に立ち返り、自分たちらしさのアルバムを紐解くか、現状維持に注力し、素材やコストを切り詰めて利幅を増やしていくか(後者の道を歩むブランドは、余り明るい展望は無いですが)。
もちろん、そんなブランドはごく一部で、その他のほとんどのブランドは「らしさ」にこだわり、僕たちバイヤーを含むエンドユーザーの心を掴む商品を作ろうと、日々研鑽しています。そうしたブランドを取り扱える事は喜びであり、いわゆるファストファッションにはない、長持ちする、愛着の持てる商品を皆様へご紹介するのが、僕の役割だと思っています。
もう一つ、業務的に注力しているのがデータ整備です。前職の経験を少々活かしながら、お客様の購買情報を的確に捉え、発注や販売に役立てようとしています。空き時間を使いながら、本当にゼロからの構築でしたので、進捗は微々たるものでしたが、ここにきてようやく形が作れてきました。
おかげで、好まれる色やサイズなどを過去のデータから割り出し、ブランド毎の特性、クセも考慮しながら発注出来るようになってきました。その結果、不要なサイズを減らしながら、必要とされるサイズを多く仕入れれますし、売上にも好影響が出ていると思っています。まだまだ、自分ではやりたいレベルのデータ活用にはなっていませんので、これからの一年もこつこつと続けたいと思っています。
と、この話を書いていて思い浮かんだ、仕事の中で感じたことが一つあります。
上記のデータ整備のタスクですが、この作業は端的に言うと「やったほうがいい事」です。逆に言うと「必ずやるべき事、ではない」わけです。では何故、僕がこの作業を延々とやっているかと言うと、それは「自分なりのビジョンの上では必須である」というのと、「やっていく上での作業が、果てしなく、辛いけれど、どうも楽しい」だからです。
日々の仕事は沢山ありますし、それをこなしていれば、一日はあっという間に過ぎます。そんな中、仕事をしていると「こうなっていたらいいな」とか「こういう事が楽に出来ればいいな」という問題点が、誰でも多少はありますよね。そういうアイデアは本来の仕事自体には無く、どちらかと言うと仕事環境の整備、整理整頓という話です。
これを見なかったことにして済ますか、取り組むか、どちらを選んでも基本的には良いと思います。なぜって、全部に取り組むというのも、時間がいくらあっても足りない、非現実的な活動ですし。そんな中、何度考えても「やっぱりあった方がいい」と思った事は、やっぱりやったほうが良いですね。
また、そうした環境の整備というのは、その日に終わる事は少ないです。その日に終わるのは、単なる「掃除」ですから。最低でも半年、長ければ一年以上というテーマもあるでしょう。このスパン、実は長ければ長いほうが良いのでは、と思っているのです。
今のご時勢、携帯電話やスマートフォン、メールやSNSやTwitter、便利なツールは沢山あります。これらを駆使して、その日に終わらすとか、明日までに、今週までに、という仕事は、ものすごく進め易くなっています。働いてる人の多くは、短期の仕事をこなす事に、慣れているし長けていると思います。
でも、これが半年や一年掛かってやる仕事だとしたら、どうでしょう?これは意外と大変です。スパンが長いという事は、アウトプットも壮大なもの。本当に少しづつ、小さな歩みを積み重ねないと出来上がらない仕事です。実は、現代人にとって必要なのは、こっちの方ではないかと思ったのです。
歩みは小さく、必須ではない、だからと言って完全に投げ出すのも諦め切れない。時にはサボってもいいでしょう、気が向いた時だけでも最初はいいと思います。そんな事を少しづつ繰り返していると、「あれ?このままもう少し踏ん張ったら、少しは形になるんじゃないかな?」と思う時が、ふとした瞬間やってきます。そうなれば、今度は空き時間を生み出す事を努力し、それに携わりたくなるのです。
以前読んだ本に、「ヨーロッパではバカンスを使い、田舎に手作りの家を建てたり、リフォームする事を、生きがいにしている人々がいる」という記述がありました。丸太を伐り出したりペンキを塗ったり、そんな作業を何年、何十年と掛けてやるんだそうです。
最初は土慣らしや基礎作りなので、面白くもなんともないでしょう。でも、何年も掛かって外壁が出来てくると、次第に休暇が待ち遠しく、「キッチンの収納扉はどんな部材にしようか」とか「屋根の補修、どういう手順でやるのがいいだろう」とか、普段の生活でもそのアイデアを考え、いい意味で日常生活におけるストレスの軽減にもなっているようです。
仕事でも、やっぱり時間を掛けて取り組んだものは、大きな喜びにもなりますし、何より自分の自信に繋がりますよね。かと言って、文字通りエンドレス、一生掛かっても出来ないものに、延々と取り組むのは良くないですね。自分の中で期限というゴールが決められそうなもの、そうしたタスクを選ぶほうがいいですね。皆さんも取り入れてみては、いかがでしょうか。
とまあ、最後は仕事論をぶちかまして、何のこっちゃ、という感じですが(笑)、これからもまた一年、皆様へ素敵なファッションを届けたいと思っていますし、このアルテイシアのBlogも大事に書いていきたいと思います。
いきなり長いトピックになってしました。最後までお読み頂きありがとうございました。
どうぞ引き続き、ご愛読をよろしくお願いします。
<追伸>
最後に一つ、悲しいお知らせを。アルテイシア時代に取り扱っていたブランド「norikoike」のデザイナー、小池のり子さんが急逝されたそうです。ご本人を存じ上げていただけに、大変ショックを受けました。この場を借りて、小池さんのご冥福を心からお祈り致します。
PS:
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユのBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
Voice.10 〜Small Shop〜
http://altacia.exblog.jp/15356392/
2011-08-31T13:05:00+09:00
2011-09-05T12:56:51+09:00
2011-08-31T13:05:12+09:00
saito_altacia
Weabout ファッションエッセー
ご存知の通り、アンティーユは小さなお店。こじんまり、という表現がピッタリなお店だ。アルテイシアだって、広くはなかった。エントランスから縦長になった、これもまたこじんまりとしたお店だった。
5、6人も入れば、かなりの混雑ぶり。申し訳ないな、と思っているけれど、良く見るとお客さん同士、上手に譲り合ったり順番を守ってもらったり。笑顔が出たりするので、こちらが助かる事もしょっちゅうだ。
小さなお店は、お客さんとの距離が近い。物理的にもそうだし、心理的にもきっと近く感じるだろう。それが心地良いと感じてもらえれば嬉しいけれど、もちろん苦手な人もいるだろう。
なんというか、小さなお店っていうのは、扱っている商品や雰囲気、そして距離感みたいなのも含めて、好きになるかどうかだと思う。
一方、世の中には、チェーン店で満足する人もいる。着るものに限らず、食べる物だってそうだ。ファストフード、コンビニ、フランチャイズ。街ごとコピーしたような光景が、いまや、日本中のあちこちの駅前に広がっている。そのコピーされた空間を、利便性だけで割り切って生活すれば、特に困る事はないだろう。
でも、そんなチェーン店を、つまらなく感じる人もいる。同じ味、同じサービスを望まない。つまり、自分らしくいられるお店は、チェーン店ではないからだろう。そういう人は、小さなお店を求めるように思う。
セレクトショップに関して言うと、小さなショップの楽しみ方は、単品にこだわらない事だと思う。先日も「半袖で、白で、着丈の長く、インナーに使えて、透けなくて、女性らしいカットソーはありますか」という人が登場した。まるで、WEBブラウザの検索バーに、入力しているような口調だった。
そういう人は、黙って百貨店に行くなり、WEBで検索すれば、早く目的が達成されるだろう。小さなお店は商品点数が少ない以上、欲しい物が絞り込まれているほど、出会える確立は低くなるからだ(もちろんゼロではないけれど)。
見ていると、上手なお客様はあまり、何が欲しい、というのにこだわってないように思う。せいぜいブラウスが欲しい、ニットワンピが欲しい、という程度だ。そうすると、お店の中の商品を自由に比較出来るし、思ってもみなかったパンプスも一緒に買い物できた、という嬉しい出会いも楽しんでいる。
あと、ショップのスタッフと、より良い関係になるためには、素直に断る事だと思う。試着したあとで「ちょっと丈が短かったです」「やっぱり迷っているジャケットの方を買いたいので、このパンツは止めておきます」などなど。
要するに、「なぜ買わないのか」って事をストレートに伝えるわけだ。どうしてこれが大事かと言うと、スタッフはその断った内容を通じて、あなたの好みを把握できるからだ。
「スカート丈はこれ位がお好き」「黒ばかり買ってしまうのを気にしている」「レース使いのアイテムは苦手」、こうした情報は自分を知ってもらう上でも大事だし、それが伝われば伝わるほど、スムーズにお買い物が楽しめると思う。
でも、この事についてちょっと付け足すと、僕たちは、余りそうした好みに従いすぎないようにしている。商品の仕上がりによってはレース使いも悪くないな、とか、ちょっと短い丈でも、このシルエットなら履いてみたいな、とか、好みを魅力が上回る事もよくあるからだ。
あくまで僕たちは、「あなたに似合うと思われるもの」をご紹介するようにしている。それが、一番シンプルで可能性に満ちたショッピングだからだ。
こんな感じで、小さなお店の楽しみ方を知っていると、良いものにも出会えるし、スタッフの人とも仲良くなれるだろう。もちろん、見るだけじゃなくって、お買い物する事が一番大事なんだけど。と、これはお店をやってる側の本音。チラリとお知らせしておこう(笑)
PS:
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑) そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
重すぎる「国民の遺書」
http://altacia.exblog.jp/15287510/
2011-08-17T01:12:00+09:00
2011-08-17T01:13:45+09:00
2011-08-17T01:12:50+09:00
saito_altacia
My Style
毎日暑い日が続いています。よく「昔ってこんなに暑かったっけ」という声を聞きます。都心などは本当にそうだったのか、気象庁のWEBサイトにてちょいと調べてみますと、東京都内の8月の最高気温はこんな感じでした。
10年前(2001年):36.3度
20年前(1991年):35.2度
30年前(1981年):33.9度
40年前(1971年):34.4度
50年前(1961年):35.0度
60年前(1951年):31.6度(測定値が無いため、月間最高気温の平均値)
70年前(1941年):29.2度(測定値が無いため、月間最高気温の平均値)
残念ながら1951年以前は最高気温の記録が残っていないため、最高気温を一ヶ月分の平均値で出していましたが、これを見る限り、まあ2度ほど上がっているような気がしますね。特に、2001年でとうとう36度台になっていますから、体感温度としてはかなりの気温ですね。これからは「昔は36度台なんて無かった」という言い方が正確なようです。
さて、この8月の時期になると戦争についての話題が多くなってきます。誰でも知っている通り、8月15日は終戦記念日ですし、8月6日及び9日は広島、長崎への原爆投下の日となっています。僕達は当時の模様を資料や書籍、映像などでしか知る事が出来ません。史実と言うのは不思議なもので、時間が経つにつれて色々な情報が明らかになる反面、模造やねじ曲げなどの歪曲さが目立ってくると言えます。
当時の事を知る上で、何が良いものは無いかと思っていた時、ある書籍を見つけました。
国民の遺書 「泣かずにほめて下さい」靖國の言乃葉100選
靖国神社では、戦争に殉じた人々の遺書、遺稿を毎月一通ずつ境内の鳥居横に掲げています。この「英霊の言乃葉」を、小林よしのり氏が靖国神社の全面協力を得て、膨大な中から100編を選んで再編集したものが、この「国民の遺書」です。
史実を知る上で、こうした亡くなった方の言葉に触れる事は今まで無かったので、どういった内容かと思い購入しました。実は半年以上前に購入していたのですが、この8月に読むつもりで、つい最近まで保管していました。
先日より読み始めたのですが、この本は実に重く、そして色々な事を考えさせられるものでした。内容は、特攻隊で今からまさに死を覚悟して飛び立つ方が母親へ捧げた手紙であったり、遠い東南アジアの戦地で妻や子に宛てたストレートな愛情表現であったり、一人一人、一通一通が胸を打つ、涙を流さずには読めない内容です。
例えばこうした内容です。
心は明鏡、後顧の憂は更になけれど、ただ一度父母の顔を見て征きたい。
心ゆくまで話して征きたい。
しかも、それさへも、もう、かなはぬ。
せめて写真でも持っていればよかったのに、・・・俺は親不孝だった。・・・
進発まで、時日余裕も少い。
とびとびながら一年近く北浦の学生生活を綴って来たこの日記も、
今日限りにやめることとする。
特攻隊員に任命されて、体当たりするまでの気持なんていふものは、
とても筆などにては真を写し切れるものではない。
この心境は、かかる経験を有する者のみが味わひうるものとして書くことは止めやう。
さらば、父母、弟妹よ、師よ、御健康をお祈りします。
海軍中尉 沢田 泰男 (昭和二十年五月 横須賀上空にて戦死 二十三歳)
沢田中尉は航空機による戦死ですが、他にも「回天」と呼ばれる人間魚雷に搭乗し特攻死した方、捕虜となり外国での裁判によって死刑になった方、中には樺太の郵便局の電話交換手の女性なども、戦後の統治問題などが原因で亡くなったそうです。
この書籍を読んだ感想、それは「重い」という一言に尽きます。戦争の悲惨さを感じる事は当たり前ですが、それ以上に、今から死に向かう中で 描写される「我慢して死ぬ事が美徳」。その精神性というか、ある種の社会通念が、何となく今の日本にもジワリと感じられるからです。
例えば先だっての大震災で、福島原発がかつて無いほどの甚大な被害を、今現在も起こし続けています。原発に向かう作業員の方々が、放射線線量計を身に付けずに作業していた事に対して、「日本人の誇りを感じた」というような海江田大臣の発言、これなどはまさしく、戦時中の日本の精神性を思い出させるような、恐ろしい感覚だと感じました。
僕にだって愛国心はありますし、個人として国を想う気持ちはあります。だけど、この本で感じられたような「我慢して死ぬ事が美徳」という社会の空気感は、僕の愛国心の土壌とは、少し異なっているような気がしたのです。きっと皆さんの中にも、僕と同じような感覚を持たれる方がいらっしゃるかも知れませんね。
愛国心は戦争に依って示すものではなく、日常生活や経済活動、社会奉仕活動などで示すものだと思っています。政治に関心を持ち続ける事(僕もようやく、政治家というのは品行方正な100点の人物を求めるのではなく、自分が思う最小限実現すべき公約の達成を成したかどうかを吟味する、極論を言えば女性問題や献金問題などのスキャンダルは無視すべき事柄だと思うようになりました。もちろんスキャンダルは無い事が望ましいですが。)、これも愛国心だと思っています。
この当時の空気感はきっと、当時の戦死した方々やその家族にとっても、すんなりと受け入れられた思想では無かったはずです。悩み、葛藤、怒り、絶望、諦め。色々な感情がその瞬間瞬間で浮かんでは消える、そんな毎日を過ごしていたように思います。
一方、この本を読むと「こうした哀しい戦争は自分達で終わりにすべきだ」「今度こそ平和な時代を築いて欲しい」という想いも、激しく伝わってきます。死に向かう人が感じた、自らが犠牲になり平和を願うという崇高な信念、これによって今の私達がある事は、決して忘れてはいけないと深く感じました。
死に向かう事を余儀なくされた人々、家族、地域、国家。戦争は大きなプロパガンダと空気感を生み出しながら、もの凄い数の人々を傷付けました。今の日本で起きている、原発事故による放射能汚染や作物被害は、東北や関東のみならず、全国民にとって安全な生活が危ぶまれるクライシス。その中でも原発稼働を是認する特定の利権団体・裕福層・階級。これらの構図が、戦時中の日本と同じように思えて仕方が無いのです。
70年前は昭和16年、最高気温29.2度の8月も、きっと暑かった事でしょう。4年後に終戦を迎えるその日まで、多くの人々が亡くなった事を改めて考え、黙祷を捧げたいと思います。皆さんも機会があれば是非、この「国民の遺書」を手に取ってみて下さい。
PS:
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
タスク管理に悩む、の巻
http://altacia.exblog.jp/15123787/
2011-07-16T12:47:46+09:00
2011-07-16T12:47:47+09:00
2011-07-16T12:47:47+09:00
saito_altacia
My Style
7月に入り、突然暑い毎日ですが皆さん元気にお過ごしでしょうか。
今年は節電! と叫んでいた割に電力が余ってるなどと言い出して、グダグダな雰囲気が漂っています(笑) まあ、「国民みんなで節電してるのに!」と考えていると腹も立ってきますが、単純に生活コストを下げる、電気代削減というスタンスで実行すると、気持ちもスッキリしそうですね。
さて、まあ仕事をしていると色々な悩みが出てくるものですが、最近は自身のタスク管理、いわゆる事務作業のマネジメントについてちょいと悩んでいる次第です。働いている方なら共感頂けるかと思うのですが、仕事って常に幾つかの作業を抱えていますよね。その発生しているそれぞれのタスクを、上手く管理したいなと思ったのです。
タスクの内容は3種類に分けられます。
・その日必ず行なうべきタスク。作業時間より、そのタスク自体を処理したかどうか。
・週に何度か行なうべきタスク。作業時間は1~2時間ほど。
・長期的に取り組むタスク。週に数時間を使って作業をしたい。
この中で、その日のタスクに関しては、単純に出来たかどうか。いわゆるTO DOリスト的な考えですから、チェックリストみたいなので対応出来るとも言えます。次のタスクは週刊で行なうルーチン業務です。これも一週間の中で出来たかどうかのチェックが出来れば十分。最後の長期的なタスク、これは数ヶ月単位で取り組む内容で、コツコツと作業を積み重ねていく感覚です。チェックリストというよりは進捗や途中経過などを簡単に記録、管理出来たらいいかなと。
ここまでは何とか洗い出せたのですが、この3種類をどう効率よく、一元的に管理出来るか。それを最近悩んでいるという訳です。愛機Mac Book Proがありますから、今まで使った事の無いiCalを少し触ってみたのですが、上手く使えそうな、そうでもないような。
あとはExcelシートで書いたりセルをバーに見立てて作業時間を付けてみたり、というイメージも思い浮かんだのですが、うーん、これだとWin3.1時代と何も変わっとらんがなと(笑) それならいっそ、一冊のノートやスケジュール帳を用意して、それに書き込む方がスッキリするのか。或いはこれらをハイブリッドさせ、弱点を補っていくのが良いのか。でもそうすると一元管理が出来なそうだし・・・
(こんな感じで既存+一部自作するのもアリかも)
という感じで、僕にしては珍しく、ややウジウジと悩んでおります(笑)仕事の中身を考える事も大事ですが、そもそもの自分なりの仕組みを作る事も、後回しになりがちですが考えたいと思っています。
まあ、いい機会なので色々な人に「どうやって仕事のタスク管理をしているか」を聞いてみようかなと思っています。それなら、業種や職種に関係なく、結構盛り上がりそうな気がするのですが、どうでしょうか。皆さんも何か自分なりの工夫やスタイルがあるようでしたら、是非こっそり教えてくださいね(笑)
PS:
twitterにてつぶやいております。リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑) そちらもご愛読&クリックをお願いします。皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
Voice.9~心・技・体~
http://altacia.exblog.jp/14694399/
2011-04-30T13:17:00+09:00
2011-04-30T13:29:53+09:00
2011-04-30T13:17:34+09:00
saito_altacia
Weabout ファッションエッセー
実は僕、柔道観戦が好きだ。
何が好きか、と言われると困るんだけど、ある時嘉納杯をテレビで見ていた時、体格や体重の差があっても、それを跳ね飛ばす多彩な技や選手の動き、何よりシンプルな競技スタイルに、夢中になってしまった。それ以来、機会があれば熱心に観戦するようになった。残念ながら、まだテレビでしか観た事がないので、いつかライブで観たいと思うけど。
柔道(というか武道)には、色々と格言のようなものが多い。「柔よく剛を制す」「礼に始まり礼に終わる」「柔の道は一日にして成らず」。どれも、柔道という枠組みを超えて、広く社会生活に役立つテーマに聞こえてくる。
そんな中で、僕が一番好きな言葉が、「心技体」だ。これは柔道において強くなるために、3つの要素が必要だという格言だ。
「心」は気持ち、精神力。勝つ、というモチベーションもそうだし、自分が不利になった時、それを冷静に判断して困難を乗り切る心構え、そして何より、試合という特別な空間の中で、普段の実力を出す平常心。これらを鍛錬する事が必要だ。
「技」はもちろん柔道の技。自分の得意技を磨く、相手の技を上手く交わす。技は技術でもあるので、タイミングや間合いを研究し、考える前に動くような境地を目指して、長い時間を掛けた練習をしていく。
「体」は身体、フィジカルだ。いくら技術に優れていても、スタミナが切れてはどうしようもない。また、練習中の怪我を避けたり、ストレッチやマッサージによって、コンディションを常に良好にしておく必要は、言うまでもない。
まったく、昔の日本人と言うのは良い事を言うものだ。と感心していた僕は、これは世の中の大体の事に成り立つのでは、と思い始めた。例えばビジネス。自分の仕事で考えてみても当てはまる気がする。
「心」はマインド。「お客様に、もっと良い商品をご紹介したい」「商品の良さを、もっと知って頂きたい」という気持ち。「技」はスキル。コーディネートや色のチョイス、話し方や立ち振る舞いもそうだろう。そして「体」、自分のコンディションを、常に良好に保つ努力。これらのバランスが保たれつつ、その三角形を大きくしていくイメージ、これが大事なんだと思えてきた。
そして実は、ファッションにおいても、この「心技体」というのは見事に成り立つのだ。
「心」はファッションマインドやファッションセンス。「優しい感じに見られたい」「モードな印象を与えたい」「アウトドアスタイルを楽しみたい」という明確なテーマやプラン。これらを磨く事で、どういう自分になりたいのか、そのためにどういうアイテムが必要なのかが見えてくる。
「技」はコーディネート。好きな物を上下で着ておしまい、というのは、せいぜい学生まで。イイ年した大人がそれじゃ、つまらない。どうすれば自分のテーマに仕上がるか。丈のバランスはどうか、色使いはどうか、小物は必要か、バッグと靴のチョイスは正しいか、いくつかのパターンを組み立てつつ、自分だけの「技」を磨いていく。
最後は「体」。健康的な生活を送る事も大事だし、そもそも、美しいボディスタイルを目指す事も、大事だろう。実は最近、この「体」の部分で困る人が増えているのだ。
男性も女性も、年齢を経る毎に体型が変化していく。今まで入っていた洋服が窮屈になってきたら、それは立派なイエローカード。残念ながら、サイズが合わなくなりお店を去って行くお客様もいるのが、現実だ。
極端なダイエットやエステなどは、やっぱりちょっと短絡的なやり方かも知れない。食事を見直し、歩いたり走ったりする運動週間を取り入れる。日々の生活の中で節制をしなければ、長期的な効果の継続は難しいと思う。
ファッションの「心技体」、どうだろう。面白いのは、この3つのキーワードは、お金では買えないもの。あくまでも洋服は自分のイメージのアウトプットであり、買った物をそのまま着る人と、全体でオシャレさを出している人との違いは、この「心技体」の違いなのかもしれない。
一連の震災の問題で、節電が叫ばれるようになった。電気を存分に使う生活は、快適だけど楽。便利と怠惰は、紙一重のように思う。良い機会だし、電気も節約し、食事量も少し制限してみよう。「体」を磨けば「心」も「技」もポジティブに、研ぎ澄まされていくような気がする。
そう、全ては繋がっているのだ。自分が調子が悪いとき、ビジネスでスランプになった時、何かに悩んだ時、自分に「心技体」、どの部分が欠けているのかを、考えてみても良いと思う。柔も、ファッションも、「一日にして成らず」。僕もあなたも、日々精進!
PS:
twitterにてつぶやいております。
リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑)
そちらもご愛読&クリックをお願いします。
皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
私たちに出来ること
http://altacia.exblog.jp/14420390/
2011-03-13T01:03:00+09:00
2011-03-13T01:12:32+09:00
2011-03-13T01:03:50+09:00
saito_altacia
My Style
3月11日の午後、東北を中心とする東日本を東北地方太平洋沖地震が襲いました。
被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
僕はその時刻、アンティーユにて勤務していました。幸い、店内含めスタッフなどに被害はありませんでした。当日は近くの病院を避難所として利用させてもらい一夜を明かし、翌朝混乱したダイヤの中、通常40分ほどの移動を3時間程掛かりながら帰宅しました。都心にいる皆様も、それぞれ苦心されてご帰宅された事と思います。
こうした中、被災地への救援活動が少しづつですが始まっています。
遠方にいる私達は何をすべきなのでしょうか。
・電気、ガス、水道などの使用を出来るだけ控えてみましょう。被災地へのインフラ供給を優先する事で、救命活動や被災者の方の生活が楽になります。
・病気にならないようにしましょう。医療は被災地にとって大変重要な活動です。遠方にいる私達が病院利用を控える事で、医療のリソースが被災地へ振り分けられやすくなります。病院利用を控えるためには、風邪などを含む突発性の病気にならない事が大事です。
・ネットなどの発達で沢山の情報が得られるようになっていますが、必ずしも正しい情報とは限りません。安易に情報を転送したりする事は、万一その情報が間違っていた際に、更なる混乱を巻き起こすだけです。冷静にその情報の信憑性を考えてから、必要な人にだけ伝えるようにしましょう。
あとは募金など、出来る範囲で義援を行ないたいですね。日本だけでなく、世界中の人々が日本へ応援のメッセージを送ってくれています。
世界から届いた日本への祈り
http://prayforjapan.jp/ 世界からの暖かいメッセージ
感動する、素晴らしいツイートの数々
希望を失わず、自分が出来る事は何かを考えたいと思っています。
PS:
twitterにてつぶやいております。リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑) そちらもご愛読&クリックをお願いします。皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
Voice.8~セールの楽しみ~
http://altacia.exblog.jp/14195228/
2011-02-11T23:30:00+09:00
2011-02-12T01:30:16+09:00
2011-02-12T01:11:36+09:00
saito_altacia
Weabout ファッションエッセー
誰が決めたのかは知らないけれど、大きく年に2回、セールが開催される。セールの考え方は世界中にあるから、きっとかなり昔からの商習慣なのだろう。
お店の立場からすると、セールは少々複雑な心境だ。理想はもちろん、セールの前にすっかり商品が無くなってしまう事だけど、それはどんなお店だって無理な話だろう。残ってしまった商品を、少しプライスダウンする事で買って頂き、在庫を無くしていく。そういう意味ではセールはとてもありがたい。
ただ、セールにする事で、お店側は利益が減る。「あーあ、これも定価で売れていればなあ」など、小さなため息が出る事もある。かと言って、値下げをせずにずっと販売していても、売れなければいつまで経っても利益にはならない。そう、商品は陳列して売れていくのが、お店としての正常な代謝なのだと思う。
それにお店側としては、セールばかり賑やかで、普段はちっとも売れないお店になってしまうのでは、という不安感が常につきまとう。だけど世の中上手く出来ていて、人気の商品や勢いのある商品、ある種のオーラのある商品ほど、確実に定価で、それも入荷してはすぐ売れていく。
きちんとセレクトして、サービスして、営業していれば、不思議と普段も売れ行きが好調になるのだ。見えざる需要と供給の均衡が、絶妙のバランスで成り立っていると感じる瞬間でもある。
一方、お客さまの立場に立つと、セールはとても楽しみなイベントだろう。「気になっていたワンピース、まだ残っているかな」「発色の良いカーディガンを探そう」「手袋を新調しよう」などなど。ぼんやりと目標が決まれば、さあ始まり。
お気に入りのショップのセールスケジュールをカレンダーで確認し、どのショップからショッピングしようか考えるのは、買い出し感覚で楽しい時間。こうして目標を持って買い物をすると、ある種の達成感が得られて、中々精神衛生上も気分が良い。でも、セールの楽しみって、もうちょっと他にもあるような気がする。
(アンティーユのセールDM。ポップでリラックス感のあるイメージでお届けしている)
以前、神戸に住んでいた頃、会社の近くに居留地エリアがあった。神戸大丸を始め、洗練されたショップが立ち並ぶ、古くからのファッションエリアだ。仕事の合間にそれらのショップのセールを訪れるのが、僕の楽しみの一つだった。そんな居留地エリアに、OLD ENGLANDのショップがあった。
当時僕の好きなショップの1つだったので、たまにシャツやジャケットを買っていた。その時もセールを行なっていたので、ネクタイを買おうと思い来店した。抜群にカワユい店内。メンズもレディースも扱っていて、ほとばしるエレガントさに、黙っていても気分は高揚した。
そこでネクタイコーナーへ。それほど広くない店内だったけど、セール時期だからかネクタイはいつもより沢山種類があった。何となくレジメンタルにしようと思っていて、無難に幾つかを候補に考えていた。
そんな時、ふと目をやるとイタリアンレッドにコバルトブルー、それぞれのエッジにホワイトのラインがうっすらと入っているという、何ともド派手な(?)タイが、目に飛び込んできた。更にその2色の中には、よく見ると小さなイエローのドットになっていて、かなりのこだわりモノだと分かった。
もちろん一目惚れしたんだけど、派手さは絶好調。僕も少々物怖じしていると、店員さんが声を掛けてくれた。「じゃあ鏡の前で、胸元に当ててみましょうか」確かその時、僕はネイビーのスーツを着ていたんだけど、意外とVゾーンに収まると、そこまで派手だとは感じなかった。
「これ、実はフランスのOLD ENGLAND本店からの、インポート品なんですよ」との説明。なるほど、確かにタグの感じは、他の物と少し違っている。やっぱり日本で考えるデザインやカラーリングとは違うんだなあと、またちょっと嬉しくなる。
もちろんそのタイもセールになっているけど、定価が他の商品よりも高いから、セール価格でも少々高い。だけどまあ、この金額なら悪くないかな、という感じだった。でも一方で、無難なカラーリングの方が使いやすいとも思うし。迷いはまだ晴れない。
何となく、「このタイは派手だけど、気に入ってるんです。でも普段は無難な色の方が便利かな、とも思うんです。」と店員さんにつぶやいてみた。すると店員さん、静かな一言を話した。「でもせっかくのセールなんですし、思い切ってこういうカラーリングに挑戦してみませんか。気に入った物に出会えるのも、縁だと思いますよ」
僕の心は決まった!
そっか、思い切って普段選ばない物を選ぶ、これもセールの楽しみなんだ。僕はネクタイも嬉しかったけど、そうした楽しみ方を教えてくれた店員さんに、とっても感謝した。
もちろん、そのネクタイは僕の大のお気に入りになって、たくさん、たくさん、僕のVゾーンを飾ってくれた。誰かに褒められた記憶は、あんまり無いけれど(笑)
今、自分がショップの立場に立ってみて、改めてその店員さんの言っている事の正しさが分かる。結局無難な物を揃えるのは、いつだって、そう、いわば自動的に出来るのだ。でも自分のファッションの幅を広げようと思ったら、やっぱり少しは冒険しないといけない。
一目惚れするほど気に入ったもの、それをセールでお買い物すれば、安価にそうした冒険を楽しめるし、意外と気に入ったり、愛着が湧く事が多いような気がする。決してショップ側の押し売りではなく、やっぱりお客さんにはそうした楽しみも知ってほしいなと、素直に思う。
最後に1つ注意を。セールだからと言って、あんまり目的も無くお店に入るのは、正直あまりお勧めできない。正確に言うと、「目的も無く」なおかつ「(金銭面や諸事情から)購入する意思も無いのに」お店に入るのは、という意味だけど。こうした心理状態でショップに入ると、見ているうちに落ち込むというか、かえってストレスが溜まるような気がする。
お店に入る時、顧客は無意識に緊張感を持つ事が多いという。まして、初めて入るお店なら尚更だ。そんな状態なのに、買い物する気ゼロというのは、やっぱりストレスフルな心境に自分を追い込んでいるのだろう。
お店に入ったはいいけど、ショップスタッフとの距離を目で確認しつつ、最後は何だか足早にお店を出て、ホッと安堵のため息。試着など勧められようものなら、そのスタッフの顔も見ずに立ち去る。何だか、自ら苦行を味わっている気分になってくる。
そういう時はウィンドウをチラッと眺めて退散退散。そのお店の雰囲気や場所などを確認すれば十分としよう。そしてしばらくして、金銭的にも、自分の買い物コンディション的にもポジティブになった時に、ゆっくりお店のドアをくぐってみよう。そんな時がセールなら、きっと楽しいショッピングタイムが過ごせると思う。
PS:
twitterにてつぶやいております。リンク先のWebページを見て頂ければ内容が見れますので、おヒマな時にご覧くださいね。
アンティーユの方のBlogですが、最近は熱心に更新に励んでいます(笑) そちらもご愛読&クリックをお願いします。皆様のパワーをアンティーユのBlogにも頂けますと幸いですm(__)m
現在運営を手掛けているセレクトショップ antilles(アンティーユ)のBlog
http://www.antilles-shop.com/
母体であるエサンス社のWEBサイト
http://www.aisance.co.jp/
☆クリックお願いします→ランキングヘ☆
ALTACIA(アルテイシア)~クラシコイタリア レディース スーツ ドレスシャツ スタイルの提案~
携帯からもこのサイトがご利用いただけます
http://altacia.exblog.jp/にアクセスしてみてください
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/